聴覚障害者向けに1996年から「字幕付きのプラネタリウム」を投影してきた名古屋市科学館様は、常に一つ上のバリアフリー化を考えながら運営されてきました。そして2002年7月、夜空の星を投影している最中に、解説や音楽などの音声を赤外線で送信し、貸し出している受信機で聞くことができる「赤外線補聴システムアシストホーン」を国内のプラネタリウムで初めて導入しました。聴覚障害者の方も、本来の「観る」部分をより一層楽しめるようになりました。
同館はバリアフリー化をしっかり考えながら運営することで、平等・公平な施設づくりを目指しています。2005年には愛知県の「人にやさしい街づくり賞」を受賞するなど、現在進行形でますますの活躍が期待されています。
ドーム内の2ヵ所に設置された送信機から赤外線で送られた音声信号を、貸し出しされる受信機(17セット常備)で受信してヘッドフォンなどで聞くシステム。利用者が補聴器を使用している場合や人口内耳を装着している場合など、それぞれの聞こえの状態によって4通りのシステムを選択できます。必要に応じた対応がとれることで、単なる機材ではなく、利用方法や活用してもらうための配慮が行き届いたバリアフリーサービスとして、同館様の運営に貢献しています。
名古屋市科学館様
所在地:〒460-0008 名古屋市中区栄2-17-1
URL:http://www.ncsm.city.nagoya.jp